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獣医さんのリクルートガイド

5.獣医さんの転職活動・実態調査

獣医さんの転職、みんなはどうしているの?
気になる転職活動を始めたきっかけから退職までの実態をまとめました。

転職活動の時期や情報収集はどうしているの?

アンケート結果

転職はいつから考えた?

転職を考え始めた時期で最も多かったのは「1~3年」でした。 就職後、2年すると病院業務もほぼ習得し、院長の経営理念もはっきりとわかってくる時期かと思います。 自分自身のビジョンがよくみえてくる時期でもあり、理想像にむけてスキルアップを考える時期ですね。

転職のきっかけは?(複数回答)

転職のきっかけは「家庭環境の変化」が多い回答でした。女性獣医師に多く回答をいただいたためか、 結婚・出産をはじめとした生活環境の変化が転職を考えるきっかけとなるようです。
2番に回答が多かったのは「給与」と「スキルアップ」でした。動物病院勤務は長時間で責任を伴う業務であることが多く、 国家免許取得をしているわりには給与やスキルアップが思い描いているようにならない...というような感覚を転職希望者はもっているのでしょう。 「その他」という回答も多くあがりました。個々の事情やニーズの多様化がここにあらわれていますね。

転職活動の期間は?

転職活動の期間でもっとも多かったのは「1ヶ月」でした。他の業種の転職を考えたら短い期間だと思います。
獣医業界の転職について、情報が少ないために選択肢が少ない点がこの期間の短さに反映しているのでしょう。

情報収集で利用した媒体は?(複数回答)

情報収集で利用した媒体で最も多かったのは「転職サイト」でした。しかしながら38.9%との回答は他の業種から比べると少ない印象です。
「転職サイト」等での求人企業や病院の登録数が他業種よりも少ないことが原因でしょう。 2位に「友人・知人からの紹介」があげられているのはそのせいかもしれません。

情報収集はどのくらい時間をかけた?※1日あたり

情報収集で時間をかけた時間は「2~3時間以下」がもっとも多い回答でした。 動物病院は勤務時間が長く不規則なことが多いのにこれほどの時間をかけるということは、 情報収集がし難いという現実があるのかもしれません。
忙しい中、転職を考えるにはスケジュール管理も重要ですね。

就職に関する本音

  • 20代・女性・S獣医師将来のビジョンを持とう!

    「これからどんな獣医師になりたいか」「どんな生活をしたいか」と考えて就職活動を行っている方は少ないのではないでしょうか?
    もし、この質問に「そうだ」と思った方で転職を視野に入れ始めた方はまずは自分自身の将来のビジョンをなるべく明確にし、 自分の強みやスキルを再確認してみましょう。それを踏まえた上で、転職活動を行えば、よく起こりがちなミスマッチも防ぎやすいと思いますよ。

  • 30代・男性・I獣医師余裕をもって、そしてできるだけ実習に参加を…

    忙しい勤務医の中での転職活動は、新しい世界へのチャレンジになるのでそれなりに気合が必要です。

    限られた人数で業務を行う病院勤務では、院長の人柄、病院の将来像、職場の雰囲気、 そして何が学べるかなどを確認しておくことが非常に重要なのでは、と思います。それをある程度確認できるのが就職前の実習です。
    実習は一見にしかずです。募集があればチャレンジしましょう。

アドバイス

短い時間で多くの情報を!ポイントは「実習への参加」
獣医師の転職活動は、かぎられた時間・少ない情報から病院を選択する場合が多いですね。 そのため、自分の中で何が就職に関しての優先事項なのかをしっかり決めておくことがまずは準備における大切な第一歩です!
候補病院の中で一つを選択するとき、実習を行うことは多くの情報を取得できるためメリットが大きいです。 なるべく就職前に実習の受入れをお願いしてみましょう。

面接の実態は?

アンケート結果

面接はした?

面接なしという回答が半数以上!
動物病院では実習を就職活動として行うことが多いため、実習時に人となりを確認する病院が多いのかもしれません。 そのため、あえて面接を行う病院については、面接を重要視している可能性もあります。

担当した面接官は?

通常の企業等では、人事担当者などが面接官となるケースがほとんどですが、 動物病院では、ほぼ院長が採用権を持っているようです。
その分、院長との相性を面接時に確認することも重要ですね。

面接で気を付けた点は?

「挨拶」「話し方」を気を付けている方が多いですが、服装などの身だしなみ含めた第一印象も重要です。
特に、動物病院は一般企業とくらべて、どのような服装でいけば良いかなど、マニュアル等もないため悩む人も多いのではないでしょうか。

意外とわからない!面接時のファッション

意外と悩んでしまう、面接時のファッション。採用担当者から「フツウで大丈夫」と言われた場合、 「フツウって何!?」と思う方も多いのでは。
アンケート結果では、硬すぎずラフ過ぎない 「きれいめカジュアル」な格好が多い結果が出ました。普段着だと、シーンにそぐわないケースが多いので、 きれいめカジュアルがよさそうですね。

面接の失敗談

  • 40代・男性・M獣医師何も考えていなかったばかりで…

    面接の準備をまったく行わずに臨んでしまったので、条件交渉などができず、言われたままの内容で進んでしまった。 事前に自身のやりたいことを整理し、「やりたいことができる」業務内容かの確認や、 勤務時間、給与、休日等気になる点は聞いておかないと、後で困ってしまいますよ。

  • 30代・女性・K獣医師面談だけではわかりにくい…

    院長との面談だけで就職を決めてしまいましたが、就職後に院長の本当の人柄がわかり、 院長との折り合いが悪くなり退職することになってしまいました。

    なるべく実習をして院長の人柄を把握したり、就職前にすでに勤務しているスタッフさんと 話せる機会を作ったりしたほうが良いですね。

アドバイス

面接は計画的に!自分のビジョンをまとめよう!
面談でどれだけ多くの情報を取得するかは納得のいく転職をするポイントになります。 面談当日に慌てないように確認するポイントを事前にメモなどをしてまとめ、何にこだわり、 どこまでなら妥協できるのかなども自身のなかである程度決めておきましょう。

実習の平均時間は?メリットは?

アンケート結果

就職前に実習はした?

ほとんどの方が実習を行っています。就職前の実習を義務づけている学校もあるようですね。
面接だけだとわかりにくい、スタッフさんとの相性や病院の雰囲気をつかむためにも実習は重要です。

実習期間はどのくらい?

アンケートでは平均7日の期間の結果がでています。
このくらいの実習期間があれば、動物病院の雰囲気やスタッフさんとの相性も確認できますね。

実習のメリットは?(複数回答)

結果で皆さん認識があるように、この期間に、院長の人柄やどの程度の技術が学べるかなどを確認することが重要です。 また、実習だけではわからない福利厚生や休暇、給与、賞与など就業に関する事項等をしっかり確認しておくことも重要です。

実習に関する本音

  • 30代・男性・H獣医師少なくとも3日は必要!

    病院によって実習を1日しか受け入れてもらえない場合もありますが、 少なくとも3日くらいは経験しないとその病院の大まかなことはわからないと思います。 できるだけ長めに実習できるようにお願いしてみましょう。

  • 40代・女性・T獣医師病院のレベルがわかる

    病院実習で診察やオペの様子をみるとその病院の診療方針がなんとなくでもわかります。 インフォームドコンセントや動物を大事にしているか、オペのレベルはどの程度かなど、 診療体制も自分がこの病院でスキルアップできるかといった視点で確認しておくと良いでしょう。

アドバイス

"実習"ははじめの一歩!まずは実践すべし。
就職活動において、実習は情報習得のメリットが大きいですね。実習の受入れの有無を確認し、積極的に行うようにしましょう。

就職を決定した決め手は?その後は?

アンケート結果

就職で重視するポイントは?(複数回答)

「勤務体系」や「福利厚生」が上位にあがりました。動物病院の就職は、10年ぐらい前までは、 男性獣医師が多いこともあり、技術を習得して開業をする指向が強かったので、 この項目はあまり重要視されていなかったかもしれませんが、女性獣医師の増加にともない共働きや開業指向が減ってきている 情勢からこのような点が重要視されてきているのでしょう。

就職先の決め手は何?(複数回答)

勤務時間>勤務地、給与という結果となりました。動物病院勤務は、一般企業よりも夜遅くなることが多いため、 どのぐらい残業があるか、また通勤時間の点が重要視される傾向のようです。 特にお子さんがいる女性などについては保育園へのお迎え等考慮すると大変重要な要素ですね。

内定した後に知ったことってある?

残業が思った以上に多かったり、残業手当がつかなかったりすることも多いようです。 ほとんどの方がこの点を聞きにくいと思っているようですが、ご自身のワークライフバランスのためにも 就職前にきちんと確認する必要がありますね。

就職後に困ったことについての本音

  • 30代・男性・X獣医師手当がほとんどない…

    新卒だったので、福利厚生や手当等について確認せずに就職してしまいました。 雇用保険や厚生年金制度はなく、残業代もありませんでした。動物病院以外の企業に就職した友達に話をすると、 「そんな就職先いまだにあるんだ~。」と驚かれ、がっかりしてしまいました。

  • 30代・女性・F獣医師休みが取りづらい…

    勤務獣医師が私を含めて2名だったため、休暇がとりづらく、有給休暇が取得できるのが勤務半年後、 また、休暇をとる1ヶ月前に申請しなくてはいけないというルールがあるのを就職後に知りました。 単に有給休暇有りとの求人要望でもその点のルールがあるか確認したほうが良いと思いました。

アドバイス

就職先で条件はさまざま。きちんと確認しよう!
有給休暇有り、残業手当あり、との求人広告に記載があっても、有給休暇や残業代の上限が決まっていたり、 実際は取得しにくい状況で言い出しにくい状況だったりすることがあります。
転職活動時いつから、どのようなルールになっているかなどの詳細な確認もしておいたほうが良いでしょう。
働く前から休みや残業の事を確認することははばかれると思いますが、まずはやる気を先にアピールしてから必ず確認をするようにしましょう。

みんなは円満退社しているの?

アンケート結果

いつ病院に報告した?

1ヶ月前>6ヶ月前の回答が多くなっています。6ヶ月は一般企業より期間が長い印象ですね。 動物病院は、5名以下の獣医師少人数の形態が多いため、後任の決定や引継ぎがきちんと終わっていないとやめられない場合があるようです。 一般企業のように就業規則などがあると良いのですが、多くの動物病院ではそのようなものがないのが現状です。

退職で困ったことについての本音

  • 20代・男性・E獣医師なかなか辞められない…

    人数がもともと少ない病院だったため、「後任が見つからない」という理由で、希望退職日から4ヶ月以上延びてしまいました。 転職活動を行っていると、逆に「XXまでの入社」を求められるため、折り合いをつけることに非常に骨が折れました。

  • 30代・女性・F獣医師退職までの気まずさ

    退職することを伝えてから、しばらく勤務があったため院内で少し気まずい思いをしました。
    逆に飼い主様へのご連絡は直前にせざるを得なかった為、期間が短く非常にバタバタしました。
    きちんと引き継げたかが不安です。

アドバイス

立つ鳥後をにごさず。出来るだけスマートな引継を!
動物病院は少人数勤務が多いため、1人退職した場合の業務負担が大きくなってきます。 なるべく早めに退職を伝え、後任にスムーズに引き継ぎを行うことが理想ですね。 動物病院業界は狭い業界でもあるため、その後のご自身の生活のためにも円満退社をするように努めましょう。