働く女性必見!「年齢」や「子育て」の枠を越える 小石川動物病院 井上 由起 院長

開業獣医師
小石川動物病院 井上 由起 院長
●プロフィール

・1997年 麻布大学 獣医学部獣医学科卒業
・1997~2009年 開業獣医師のもとで勤務医
※2000年長女出産、2003年次女出産で休暇期間を含む
・2009年~2011年
日本獣医生命科学大学付属動物医療センター 研修医
・2012年 小石川動物病院開業
開業しようと思った経緯を教えてください

開業を意識しだしたのは子育てをしながら 勤務医を続ける中で、休暇の面や給与面からこのまま勤務医を続ける事が厳しいなと感じたからです。
また、主人が別病院の副院長となっていた こともあり、
主人と一緒に開業をするという選択 肢がなかったのもきっかけになりました。

開業を検討するならば人脈を作ったり、 他の獣医療も幅広くみてみたいという思いもあり、 日本獣医生命科学大学の研修医になりました。
研修医3年目に良い不動産に出会うタイミングが あったこともあり開業に踏み切ることができました。

●現在の仕事ののやりがいは?

大学の研修医を経験し、自分は二次診療よりも一次診療が好きだと感じました。
一次診療は二次診療にくらべて飼い主さんの気持ちに寄り添う重要な場面が多いからです。
動物に最善の治療を行うことは重要な事ですが、飼い主さんに寄り添い、納得してもらわないとそれはできません。
開業をしたことで今はそれを重視して診療ができ、動物と飼い主さんがいい方向へ改善することが喜びになっています。

また、研修医をしていたことも決して無駄ではありませんでした。飼い主さんに二次診療の治療内容を説明したり、紹介することもできるようになりました。
研修医の経験で世界が広がったことにより、さらに飼い主さんに寄り添えるようになったと感じます。

●仕事と育児を両立する中でどんなことがあり、どんな工夫をしましたか?

娘達が小さい時は保育園の送り迎えなどが大変でしたが、当時は主人の実家に同居していたので、義父母が育児や家事のサポートをしてくれ、とてもありがたかったです。しかし、育児の方針などで意見が食い違うこともあり、祖父母に納得してもらえるように説明の時間が必要になることもありました。

主人にも育児については協力してもらいました。娘たちの学校の三者面談やPTAの仕事なども受け持ってくれた時もあり、PTAの副会長をしていたこともあります(笑)。
育児と臨床との両立は大変でしたが本当に家族に助けられました。

また、娘達が小さいころの勤務先の病院は育児に理解が有り、子供の具合が悪い時に帰宅を許してくれ、とても助かりました。
そのような理解がある勤務先をみつける事も臨床を続けるポイントかもしれませんし、そのような病院が増えていくといいと思います。

●働く女性へメッセージを!

年齢や子育てがあると色々な事ができないと決めつけないようにするといいと思います。
子育てをすることで、大変な思いを乗り越える精神力も備わる気がします。
研修医になったのも36歳ぐらいの時でしたが、育児の経験を思えば夜勤なども思ったよりも大変ではありませんでした。
若いから、子育て中だからという枠を意識し過ぎず、家族や仲間に理解をしてもらって協力してもらうなど、何か人それぞれに工夫し検討していけば、なりたい自分に近づけると思います。

This entry was posted in 女性の働き方のご紹介, 獣医師. Bookmark the permalink.

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です